今日は能登半島地震の被災地を視察しています。地震発生から1年半が経ちましたが、水道の復旧が大幅に遅れている厳しい現実を目の当たりにしました。地震発生当時の上下水道施設や管路の耐震化率が低かったことが大きな原因です。
長野県の上下水道耐震率は石川県とほぼ同水準であり、決して他人事ではありません。
全国的に見ても耐震化は遅れており、大規模災害が起これば、断水は広域化・長期化しかねません。また、いざ直そうにも技術者や建設人材が不足しているのが実情です。
命に不可欠な水を守ることは政治の重大な責務です。災害が起きてからではなく、被害を最小限に抑える「事前の耐震化」を、国・県・市町村と連携し、強力に推進してまいります。